MEDIA / APP GUIDE 02
アプリを作る前に、
仕事の流れを描く。
必要なのは、機能の長いリストより「誰の、どの作業を楽にしたいか」。相談前に整理しておくと役立つ6項目を、具体例とともにまとめました。
相談時に仕様書を完成させておく必要はありません。今のやり方、困る場面、使う人を分かる範囲で伝えると、必要な仕組みを一緒に検討できます。
以下の項目に「未定」があっても、そのまま共有してください。決めるべきことを見つける材料になります。
困っている作業を一つ選ぶ
「アプリがほしい」から始めるより、いま時間がかかる作業や間違いやすい場面を書き出します。最初は一つの作業に絞ると、何を作れば役立つか話しやすくなります。
使う人と操作する場所を決める
現場の担当者、管理者、お客さまでは必要な画面と権限が違います。スマホを使う場所、通信が不安定な場所、複数人が同時に触る場面があるかも共有します。
入力と出力を具体化する
何を入力し、どこからデータを受け取り、最後に何が見えれば仕事が進むかを整理します。写真、商品番号、件数などの項目を挙げ、現在の紙・表計算・既存サービスとのつながりも確認します。
例外と間違いの直し方を考える
番号が未登録、同じデータを二回入力した、担当者が退職したなど、通常どおりに進まない場面も設計に含めます。修正履歴や取り消しが必要かは、作業の重要度に応じて判断します。
最小の範囲と予算を決める
すべての機能を一度に作る必要はありません。最初に試したい作業と、後で考えてよい機能を分けます。費用を比較するときは、画面制作だけでなく、データ移行、公開、保守、運用担当の範囲も確認します。
公開後の管理を決める
アカウントの発行、データのバックアップ、問い合わせ対応、修正の依頼先を決めます。扱う情報に個人情報が含まれる場合は、保存場所やアクセス権も制作前に確認します。
EXAMPLE / FICTIONAL CASE
例:小さな店の在庫確認
以下は説明のための架空例です。既存のお客さまの実績ではありません。
- 現状
- 入荷を紙に書き、販売後に表計算へ入力している。二重入力が起きる。
- 最初の対象
- 担当者がスマホから商品番号と数量を登録し、現在数を確認する。
- 先に確認
- 商品番号がないときの扱い、誤入力の修正、誰が数量を変更できるか。
- 後で判断
- 写真、通知、外部サービス連携は利用状況を見て必要性を検討する。
この段階で表計算を整えるだけで足りる場合もあります。現場での入力、複数人の権限、他の仕組みとの連携などが必要なら、アプリとして作る範囲を検討します。
CELGが制作した在庫帳アプリを見る ↗相談時に渡せるメモ
- 今の作業手順と、特に困る場面
- 使う人と、使う端末・場所
- 入力する情報、見たい結果、今あるデータ
- 例外や入力ミスが起きたときの対応
- 最初に試したい範囲と、時期・予算の目安
- 公開後に管理する担当者
LET'S START WITH THE WORK