MEDIA / MIGRATION GUIDE 03
ホームページを移す前に、
つながりを守る。
新しい画面ができても、公開中のURLやメールが消えてしまっては困ります。切替前に確かめたい6つのことを、制作を依頼する人にも分かる言葉でまとめました。
移行には二つの種類があります。見えるURLを保ったまま配信先だけを変える場合と、URLも変える場合です。必要な転送や検索確認は違いますが、どちらでも現在のサイトと連絡手段の把握が出発点です。
いま使っているURLを並べる
トップだけでなく、サービス紹介、問い合わせ、古い案内、アプリなどのURLを確認します。残すページと内容を変えるページを分け、検索やブックマークから来る人の入口を見落とさないようにします。
ドメインの設定を丸ごと確認する
DNSにはWebサイト以外にも、メール、別のアプリ、所有確認などの設定が含まれることがあります。移行前に管理画面の全レコードを控え、名前・種類・値・優先度を照合します。公開DNSだけでは一覧を取り切れません。
メールと問い合わせを別に試す
ホームページが表示されても、問い合わせメールが届くとは限りません。現行の受信先、フォームやメールリンク、返信担当を確認し、切替前後に実際の送受信を試します。画面に「送信完了」と出るだけで判断しません。
新サイトを先に見て確かめる
公開前のURLでPCとスマホを確認します。メニュー、問い合わせ、重要なページ、404、表示速度を見ます。プレビューを検索結果に出したくない場合は、その環境だけの検索除外設定を確認し、本番公開時には設定が残っていないか再点検します。
URLが変わるページの行き先を決める
住所に当たるURLを変えるなら、旧URLごとに新しい行き先を決めます。対応する内容がある場合は恒久的な転送を検討します。すべてをトップへ送らず、移動先がないページは適切なエラーを返す設計にします。
切替後の確認と戻し方を用意する
公開直後にサイト、メール、別アプリ、問い合わせを確認します。想定外の状態になったとき、どの設定を元に戻すかを作業前に決めます。検索結果への反映は時間差があるため、Search Consoleなどの実測を継続して見ます。
EXAMPLE / FICTIONAL SHOP
例:店舗サイトの引っ越し
以下は説明用の架空例で、顧客の制作実績ではありません。
旧URLを控え、新しいページで同じ情報にたどり着けるか確認。
同じドメインのメールや予約用サブドメインを先に洗い出す。
画面だけでなく、予約とメールの実際の動きを確かめる。
確認に使った公式資料
Googleは、URLが変わる移行では旧URLと新URLの対応表、転送、公開後の監視を案内しています。URLを変えないホスティング移行は別の手順として説明しています。Cloudflareも、ネームサーバーを変える前にDNSレコードを手動で照合するよう案内しています。
BEFORE SWITCHING.